AFAA(芸術活動に関するフランス協会)/キュルチュール・フランス
- AFAA(Association Françaised'Action Artistique)/Culturesfrance
- 更新日
- 2024年03月11日
キュルチュール・フランス(Culturesfrance)はフランス最大の公的文化機関で、フランス外務省及びフランス文化・コミュニケーション省によって運営されている。前身のAFAA(Association Françaised’Action Artistique=芸術活動に関するフランス協会)は、「フランスの芸術活動と芸術的遺産を国外向けに紹介する」という目的のもと、1922年に結成、23年に活動をスタートさせた公的文化機関で、フランス外務省の文化外交政策を他省の協力のもと運営していた。その後、2006年にはADPF(Association pour la diffusion de la pensée française=フランス思想普及のためのアソシエーション/1946年設立)と統合し、現在の体制となった。主な活動内容はAFAAでのものを引き継いだかたちとなっているが、それまでの舞台芸術と視覚芸術という二本柱に、文学や出版などの分野が加わり、その活動範囲を広げている。これらの分野において、フランスの芸術活動の国内外への普及、異文化交流、フランス国内外の民間/公的文化機関との連携の充実化などを目的に、世界約140カ国に及ぶ大使館や付属/関連の文化機関・施設などと協力して、積極的に事業展開している。AFAA/キュルチュール・フランスが80年以上にわたって担った国際的文化活動は、新しい時代に適合した形態でさらに充実した活動を展開している。