バックナンバー
2010年02月01日号のバックナンバー
フォーカス
建築ビエンナーレ──新しい出発
[2010年02月01日号(太田佳代子)]
ビエンナーレ、トリエンナーレと名のつく国際展は今、世界中に軽く100はあるらしい。そんななかにあって、建築版ビエンナーレは未だに地味な存在だ。2009年12月から2カ月にわたって開催された「深圳・香港 都市/建築ビエンナーレ」を通して、建築国際展の現在とこれからの可能性について考えてみたい。
キュレーターズノート
札幌美術展「真冬の花畑」
[2010年02月01日号(鎌田享)]
このレポートが掲載される時点ではすでに終了しているのだが、1月31日(日)まで札幌芸術の森美術館にて「真冬の花畑」という展覧会が開催されていた。今回はその紹介というよりは、これをきっかけに改めて考えた公立美術館の役割について、備忘のために記しておく。
ベルギー・レポート Vol.3:シャンブル・ダミ展の再評価
[2010年02月01日号(鷲田めるろ)]
ベルギーのゲントでの半年間の滞在を終え、昨年12月に帰国した。今回は「ベルギー・レポート」の最終回として、1986年に行なわれたシャンブル・ダミ展(Chambres d'Amis=友達の部屋)について行なった調査の概要を報告する。