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2010年09月01日号のバックナンバー

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フォーカス

チャイナ・コネクション

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[2010年09月01日号(木村浩之)]

 破竹の勢いで成長を続ける、中国の現代アートシーン。それを語るうえで、いま欠かせない存在となっているのが、実はスイス人であることをご存知だろうか。中国とスイス、この不思議な関係を紐解いてみたい。

キュレーターズノート

あいちトリエンナーレ/石上純也──建築のあたらしい大きさ

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[2010年09月01日号(能勢陽子)]

 「あいちトリエンナーレ2010」がオープンした。始まる前から「地元はどう?」などと尋ねられることも多かったが、こうしたことは始まってみないとわからない。世界各国の約130組もの現代作家が名古屋で展示を行なうのはもちろん初めてのことで、市内4カ所を中心とした広域で展開されるので、これまで現代美術に縁がなかった人も間近に接するということが起きてくる。ある意味、それがトリエンナーレというものだろう。現代美術を中心に展開してきた当館を含め、愛知県美術館、名古屋市美術館でも現代美術の企画があるとはいえ、美術館と市内で展開されるトリエンナーレでは、人々の現代美術に対する接触率は格段に変わってくる。

登米アートトリエンナーレ2010

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[2010年09月01日号(伊藤匡)]

 今夏も新しいアート・フェスティバルが各地で誕生している。宮城県登米市で開催される「登米アートトリエンナーレ」もそのひとつだ。その特徴は、なんといってもサブタイトルに「幾何学構成アートの祭典」と謳っていることにある。幾何学構成アートとは難しい言葉だが、色面や幾何学的なかたちで表現する作品ということになるだろうか。

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