バックナンバー
2013年11月15日号のバックナンバー
フォーカス
美術作品による歴史との対話──アーツ前橋開館記念展「カゼイロノハナ」レビュー
[2013年11月15日号(福住廉)]
10月26日、群馬県前橋市に「アーツ前橋」がオープンした。繁華街の中心にあった西武百貨店の店舗をコンバージョンした美術館で、「創造」「共有」「対話」の3つをコンセプトに掲げている。前橋在住のアーティストを中心にした開館記念展「カゼイロノハナ──未来への対話展」(2014年1月26日まで)を訪ねた。
キュレーターズノート
あやべ工芸もりあげ隊、「島袋道浩:能登」
[2013年11月15日号(鷲田めるろ)]
京都府の中央、やや北寄りに位置する綾部市は、自然に恵まれた、里山の魅力あふれるまちである。自然に寄り添う暮らしのなかで、和紙や陶芸、ガラスなど、工芸作品を生み出している作家も多い。工芸作家たちとまちを繋ぐ試みが始まっている。
「夭折の画家──野村昭嘉」、「江上茂雄──風ノ影、絵ノ奥ノ光」、「江上茂雄──百一賀、小さな私の毎日」、「山本作兵衛特別展示」
[2013年11月15日号(山口洋三)]
九州地域もやはり秋は展覧会が集中する。見て回るだけで土日が(……はぁ)。ただ今年は、いわゆる有名な作品が出品される「ブロックバスター」よりも、無名に近い画家の展覧会がどういうわけか集中した。これらは、「絵とはなにか、画家とはなにか」について(漠然とだが)深く考えさせてくれた。