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2016年04月01日号のバックナンバー

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フォーカス

Persona, Étrangement humain

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[2016年04月01日号(栗栖智美)]

 開館10周年を迎えたケ・ブランリー博物館では、2016年11月までPersona, Étrangement humainと題した、人類学と心理学と哲学を融合した意欲的な企画展が開催されている。西洋以外の文明や原始美術を紹介するケ・ブランリー博物館では、開館当時から文化人類学者などを招いて積極的に議論の場をつくってきた。今回の企画展はCNRS(国立科学研究センター)のエマニュエル・グリモー氏、アンヌ=クリスティーヌ・タイラー=デコラ氏両名をキュレーターに迎え、原始美術と現代美術、ロボットに見られる「ペルソナ」をテーマに230の作品を展示するものである。

キュレーターズノート

青森EARTH 2015

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[2016年04月01日号(工藤健志)]

 2015年9月中旬から、国による「建築物における天井脱落対策に係る技術基準」の規定にともなう吊天井補強工事のため長期休館に入っていた青森県立美術館であるが、無事に工事も終わり、去る3月12日に再オープンした。

ya-gins──アーティストがイニシアティブをとる街中の空間

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[2016年04月01日号(住友文彦)]

 アーティストが自らオーガナイズするスペースの歴史はどれだけ書かれているのだろうか。場所によっては、ここには美術館がないからとか、美大がないからと嘆く声を聞くが、そうした町にもアーティストたちの活動を見つけることはできる。むしろ、その活動のほうが表現の必要性や地域の特徴に根ざしたものであることが多く、いっぽうで美術館や美大が開設されると均質的な「美術」が広く浸透していくことになる。群馬県でも県立の近代美術館が開館する以前から、アーティストたちがアンデパンダン展や野外展の試みを行なっていた。それが1963年に活動を開始した群馬NOMOグループである。

artscapeレビュー

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