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2014年09月15日号のバックナンバー
フォーカス
「戦後日本住宅伝説──挑発する家・内省する家」トーク・セッション 五十嵐太郎+建畠晢
[2014年09月15日号(五十嵐太郎/建畠晢)]
2014年7月5日〜8月31日、埼玉県立近代美術館で開催の「戦後日本住宅伝説──挑発する家・内省する家」展をめぐる、五十嵐太郎・建畠晢のトークセッション。
討議される建築家とその作品=丹下健三《住居》、増沢洵《コアのあるH氏の住まい》、清家清《私の家》、磯崎新《新宿ホワイトハウス》、菊竹清訓《スカイハウス》、東孝光《塔の家》。
短編アニメーションの現在――30周年を迎えた広島国際アニメーションフェスティバル
[2014年09月15日号(権藤俊司)]
広島国際アニメーションフェスティバル(以下、広島)は1985年にスタートし、隔年ペースで開催されてきたアニメーション専門の映画祭だ。世界四大アニメーション映画祭の一つに数えられ、そのグランプリ受賞作は自動的に米アカデミー賞へのエントリー資格を獲得する。
キュレーターズノート
「広島の記憶──写真家 明田弘司の仕事から」、「第18回平和美術展 ミリキタニの猫」、「第9回ヒロシマ賞受賞記念 ドリス・サルセド展」
[2014年09月15日号(角奈緒子)]
今年もあっという間に8月が過ぎ去ってしまった。1945年、原子爆弾の投下によって甚大な被害を被った広島にとって、8月は特別なひと月となる。8月6日には平和記念式典が粛々と執り行なわれ、亡くなった人々の魂を弔う。世界中から訪問者を迎えるハチロクと呼ばれる日を挟んだ夏から秋にかけて、ヒロシマに関連したさまざまな行事や催しがひらかれる。