撮影中の阿野さん。展開図を組み立てながら写真を撮っていた。なんだか良い感じがした。
アトリエ・ワンが瓦をとってしまうプランを提示している旧小舩歯科の屋根瓦。
カメラマン阿野氏の到着を館で待つ。予定の時間にもう現場に居ますと電話がはいって、あわてて青木淳氏が手がける旧大和薬品に向かう。
22日からここの現場が始まるため、長らく人が入っていない雰囲気の元のままの状況を撮影できるのが今日しかない。
両手を広げた角度の画角の撮影を青木さんが希望していたのを受け、レンズを探していたが、持ち時間がなくなりかけたので、カメラマンの当てがないか相談したら青木さんが阿野さんを紹介してくれた。
彼の住まいは、馬場正尊氏が昨年の夏に企画した日本橋・人形町のリノベーションの散歩に参加したときの最終ポイント。倉庫をリノベーションした空間に住まわれている住人のカメラマンとしてお目にかかり話を聞いた。
阿野さんとの再会は本当に一巡したことを僕に自覚させてくれた。そしてリノベーションの現場を僕が抱えていることも意識した。
旧大和薬品の撮影後、日埜さんのセントラルビル、とアトリエ・ワンの予定物件旧小舩歯科の原形の記録をお願いした。
阿野さんの建築に関するコメントはとても参考になった。
7月31日に開催を予定するオープンハウスの記念シンポジウムの司会を自分はするのだけど、それまでに建築を語るためのタームを身に馴染ませる必要を感じている。