■旧小舩歯科(アトリエワン)
筑波大学貝島研究室の学生の若き力が炸裂し、室内の解体はガンガン進む。それでも細部のバラシや壁のはつりなど、手を入れる箇所はいっこうに減らない。廃材の山が運び出しても運び出しても築かれていく。その結果、1週間前の状況が嘘のように内部はスッキリ。
瓦をはがした旧小舩歯科。あっと言う間の作業。明日、野地板を外すと光が土間に差し込む。
「庭園の家」の展望室となる2階にあがる階段部分。ごらんとおりスッキリ。
■旧大和薬品(青木淳)
大工さんによる内装木工事が完了し、床板をはがす作業が終わったところで、青木さんが現場入り。壁紙のチェック、1階床部分の始末について、そのたもろもろ、現場で決めなければならない事を、スタッフに問いを発しながら手早く処理し、担当の前崎君に指示する。
精度を求められた壁工事が終わりパテ処理中。床のひずみがなくなり、びしっとした空間になった廊下部分。来週ここに壁紙が貼られる。
■セントラルビル(日埜直彦)
2階の床を抜いて1階からの吹き抜けにする部分が切り取られる。面白い空間が誕生。
明日から、日埜さんが再び現場には入り、2階のすす払いと大掃除。そしてボードの染め、塗装が始まる。