今日も快晴。なれど冷え込む。12月に入り「師走」。あと31日で2006年。1年が早い。忘年会・慰労会のシーズンですね。
会期終了まであとわずか。展覧会は12月4日(日曜日)まで。まだごらん頂けていない方は是非、水戸芸術館まで。アンコウ鍋も美味しい季節になりしたからね。
今年で10周年目となるスターライトファンタジーの点灯式が行われました。今年は、芸術館の建物もライトアップされている。今日から1月15日まで開催される。
30分ほど外にいたらすっかり冷え切ってしまった。寒い寒い寒い。
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UFJ総合研究所の主任研究員で芸術・文化政策センターのセンター長でもある太下義之さんが久しぶりに水戸入りするから、ランチでもと前日に連絡をくれた。90年代のプログラムで一緒した仲。たわいもないアート談義をするも、専門家ならではの視座があり勉強になる。当然、横浜での諸々の活動についても話をするわけだが、僕が気にいっているBankART NYKでの牛島さんの展示は見ていないと言う。勿体ない。これから横浜に行く人は是非、ご覧下さい。
ここでの牛島達治作品展示は僕の一押しです。この作品は同時開催中の「ランドマークプロジェクト」の1出品作品であり、BankART Studio NYK[旧日本郵船倉庫]の3階の改装されていない倉庫のまま空間に展示されています。
「記憶—原動—場」
1ノットの早さでロープが廻り、中央に吊られている重りの役目も果たす二つのバケツがゆっくりと上下する。バケツの中には、床を掃除したときのゴミが入れられている。
110坪の空間に1ノットの早さの作品、この1点。「やられた!」感たっぷり。森美術館の杉本博司展でのヤラレタ感とはまた別物。ぜひ、3階奧まで足を進め、アート作品の効能をおためし下さい。