森美術館のビル・ヴィオラ:はつゆめ(-1月8日)もMOT(都現美)の大竹伸朗(-12.24)をまたもや見ることなく用事だけを済ませて東京から戻る。*大竹展は急がないと、24日までとはヤバイ。
午前中、浅草で用があっため、少しは早めに出て寺に寄り、早めの年末の墓参りを済ませ、午後からは銀座で用があったので移動しランチをとる。1時間ほどの用件を終えて、やっとエルメス8階で開催中の「木村伊兵衛のパリ 1954-55」展を見る。ライカの35mmで写した50年前のパリの日常があった。スナップといえども構図をないがしろにしないというか、ゆるがせなものとして写された画面がある。
その後、久しぶりに「夏への扉―マイクロポップの時代」に出品する半田真規さんに会う。カフェで展示計画、制作状況、搬入計画、資金計画等について打ち合わせをする。18日には泉太郎さんと会う予定だ。
大竹伸朗「ネオンと絵具箱」を上海と韓国国内を移動した11月、ホテルで読んでいた。彼の文章が好き故に旅の1冊として持ち出しわけだが、この中にMOT での個展「全景」の準備の行があり、戻ったら行かねばと思いながら、まだ果たしていない。膨大な作品点数を想像すると気力体力万全、さらに持ち時間たっぷりのタイミングで出かけないとなと、妙に気合をいれてしまうためにいまだ出かけれずにいる。24日までに東京に出てかつMOTが休刊日ではない条件となると冷や汗が出る。
本当は北海道の展示にも出かけていきたいと旅程を調べ組んだりもしたが果たせなかった。せめて木場には行かねば。