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MORI channel|水戸芸術館現代美術センター学芸員・森司によるブログ。学芸員の日常や最新のアートニュースを伝えます。
2007.1.27

束の間の休息

集荷初日から始まった仮設壁の設営工事も順調に進む。最後の集荷に出る前に館に立ち寄り、チェックする。26日のこと。

映っている空間は展示室第1室。15人の出品作家のためのブースの準備が整う。一箇所追加工事をお願いする。

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25日からインスタレーション用の部材を自ら搬入している半田真規が、今回の作品での必須アイテムとする植物を搬入。彼が出品するのは《世界境地博覧会》。今日1日だけで3往復する予定とのこと。28日から展示を始めて、ギリギリまで粘るだろうと覚悟している。

最後の集荷作品となる奈良さんの1994年の作品を預かりに伺う。都内にいるのだからと森美術館「日本美術が笑う」のオープニングに出かけ、田中功起作品をチャック。電話で森美術館に撮影に行くと語っていたことの意味を理解する。
会場であった田中さんのマネジメントをされている「青山|目黒」さんに、携帯に送られて来ていた水戸の準備状況を見せると喜んでくれた。確かにアクリルのプロテクト紙を剥がして光が通ったところはきれいだろうと思う。
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会場に来ていた学芸仲間と軽く食事に出て、22時スタートの「シアタープロダクツの現場」展関連企画「真夜中のセール」会場に向かう。その盛況ぶりに人気のほどを実感。ヒビスペにいた米津さん、ほか数名の知り合いと遭遇。世間は狭い。
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この間、打ち合わせの時間を求められていたTAPのスタッフに甘え、取手から送ってもらう車内での打ち合わせを決行。メールから断片的に承知している状況を聞きアドバイスをする。

なんだかんだの東京3夜連続の日程を無事終えて深夜に帰宅。

そして今日27日は、展示スタッフ全員OFF。明日からの展示作業に備えた休息・充電日。僕も休みをもらって、床屋に行ったりして過ごす。

Posted by 森司 at 21:30 | 夏への扉











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