『真剣NEO NEW WAVEしゃべり場』 開催しました!!

毎日islandは祭りです。昨日は『真剣NEO NEW WAVEしゃべり場』ガチトーク繰り広げました!

http://www.ustream.tv/recorded/9675916

なんだか最近、ハレとかケとかいいますが、この仕事を本気でやり始めると、毎日ハレのような感じがします。確かに、展覧会は作家さんにとっては、搬入して始まるまでが勝負かもしれません。でも、私たちにとってはそれからが本番。毎日毎日がパフォーマンスの現場なんです。

どんな人がきて、どんな話になって、そこにどんな人がまた出会って、そしてどんな流れになって行くか、毎日on stage。日々が大切で、本当におもしろいんです。

今週も奇跡のような出会いがいっぱいありました!!

が、イベントはやっぱりその場の集中力と何が起こるかわからないドキドキのエントロピーが半端ない。昨日の『真剣NEO NEW WAVEしゃべり場』も、とてもいいものがありました。

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今回の『NEO NEW WAVE』展は、卒業するかしないかくらいの20代後半の作家が多く参加し、その制作過程や展覧会の作戦会議でも、相当普段できないホンネの生トークが盛り上がりました。

そしてこのトークショーの多いご時世、一方的にゲストの方のお話を聞くトークショーじゃなくて、ここの現場でしかできない、何がおこるかわからない、ガチの「しゃべり場」をしたい!ということで、しゃべる「場」をつくることにしました。

ゲストには、私の尊敬する、社会に表現を、届けることを真剣にやっていらっしゃるなあと思うインディペンデントキュレーターの窪田研二さん、丁寧に若手の新しい動きにもキャッチアップし、その面白さを誰より早く的確にとらえ、そしてそれを伝える、信頼すべき批評家さん、木村覚さん、そして若手のホープ、アートバトルロワイヤルの司会もつとめたアートコメンテーターの花房太一さん、そして、司会には遠藤一郎。

彼らが『NEO NEW WAVE』PART 1 PART 2から9名の作家を引き出します。いやいや、本当に個性の強い作家さんたちでどの作家さんも面白いんですが、その全貌はまだまだみえるに至らなかったですが、「どうやっておじいちゃんに作品を説明する?」といった話から「どうやって食べて行く?」みたいな切実な話まで、考えさせられる内容でした。

http://www.ustream.tv/recorded/9675916

こういう場でもらった種を、今後に向けて、どうやって生かして行くか、肥やしにしていくか、それが大切だなあと思うのでした。

今度、小金井アートスポットで行われる月例リレートーク2010 場をつくる #3「〜アートの可能性を探る場をつくるには〜 伊藤悠さん(island)に聞く」(9/26)で話をさせていただきます。

http://chateau2f.blogspot.com/2010/09/2010-3-island926.html

昨日もその企画者のインターンのみんなが、真剣な顔で話をしに来てくれました。その真摯な態度と、一生懸命な姿勢に打たれて、何か役に立てたらって思います。私も目下、勉強中ですが、それでも、いままでがんばって考えてきたことをオープンにしたり、伝えることで、何か発見や種になったらと思います。

全然関係ないけど、「CITY HUNTER」のサエバリョウが、「心が打たれるかどうかで仕事を受けるかどうか決める」という台詞を言っていて、そんな、仕事を受けるかどうかっていう選択をできるようなものでもないですが、ともかく、心がこもってるか、打つことができるか、そこはとても大事だと改めて思います。

ブロガー:伊藤悠
2010年9月20日 / 19:21

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