しばしブログをアップする間隔が空いてしまいました。
なんとも筆無精で申し訳ありません。
さて10月1日に、第1回目の巣鴨放課後子ども教室〈秘密基地ヲ作ロウ。〉がスタートしました。
集まってくれた子どもたちは17人。「何人来てくれるのだろう?」と、まあドキドキしながら当日を迎えたのですが、沢山の子どもたちが来てくれて嬉しかったですねえ。
まずは最初ということで、子どもたちひとりひとりに「将来の夢」と一緒に、自己紹介をしてもらいました。まだ決まっていないという子もいれば、パイロット、パテシィエ、大工さんなど、色々な職業を挙げてくれる子たちもいました。僕が子どもの頃もそうだったんですが、「将来の夢」というと子どもたちはみんな「職業名」を挙げるんですよね。「○○へ行ってみたい」「○○を見てみたい」っていう夢はあまり聞きませんよね。面白いなあ。
「建築を学ぼう」がテーマの第1回目のワークショップでは、スライドを使ってインディアンのティピィや、エスキモーのイグルー、砂漠の遊牧民の家、南極基地、宇宙ステーションなどを紹介して「世界には色々な住まいがあるんだよ」ということを知ってもらい、その後、子どもたちと一緒に僕が山で愛用しているテントを張ってみました。テントシートやポール、ペグなどの役割を知ってもらい、それらとさっき紹介した世界の住まいとを比較しながら、建築の基本的な構造を学ぶことがねらいです。
テントを広げたときの子どもたちの興奮はそれはもう凄くて、こっちまで嬉しくなっちゃいます。2人用のテントに「何人入るかやってみよう!」と誰かが言い出して、いやあ入るもんですねえ〜。なんと子どもたち全員入っちゃいました。
さて最後は、秘密基地の材料となる、新聞紙/ガムテープ/荷造ひもを使って「トラス作り」。新聞紙を丸めて棒状にして、それを組み合わせて三角錐やら四角錐を作ってみる。どういう形が強いのか、新聞紙をたくさん使うとどうなるのか、子どもたちがそれぞれグループになって実験しました。真剣な眼差しで一生懸命に色々な組み合わせを試してみる子もいれば、どうしてもチャンバラの衝動を抑えられない子(笑)など、とにかくそれぞれが楽しんでくれたようです。
第2回目は、今度はメンバーのヒデホマレくんに先生になってもらい、「絵を描くこと」を学びます。
それにしても子どもたちのパワーは凄かった!巣鴨小の子どもたちは元気いっぱいです。