アートフラッシュニュース

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参加者募集!【新企画】アートスケープ読者イベント artscape onsite 1
飯沢耕太郎さんと観る「石内 都 肌理きめと写真」展

最終更新日:2018年01月29日

読者と作品とレビューをつなぐonsite始動!


artscapeはこのたび、活動の場をWebの外にも広げ、当サイト執筆者が実際の展覧会場でレビューを行なう読者イベント「artscape onsite」を開催いたします。
「artscape onsite」は、レビューの執筆者と一緒に展覧会場の現場(onsite)で、作品の多様な見方や感じ方、考え方を開拓しながら展覧会を楽しむ新しい場をつくる試みです。

第1回目は2018年2月13日(火)、写真評論家の飯沢耕太郎さんをガイドに、横浜美術館で開催中の「石内 都 肌理きめと写真」展を観覧します。閉館後の美術館を貸し切りにしますので、このイベントの参加者だけで集中して展覧会を鑑賞することができます。飯沢さんのレビューを聞きながら、写真家石内都さんのこれまでの仕事、日本の写真の歴史と現在、写真のさまざまな楽しみ方など、多くの気づきや学びを得る機会にしたいと考えています。観覧後は、読者のみなさま、飯沢耕太郎さん、artscapeの編集スタッフ、横浜美術館の方々などと、展覧会やアートの楽しみ方、アート・メディアについて語らう懇親会も行ないます。

「artscape onsite」を、読者と作品とレビューをつなぐ場に育て、アートに関する関心や理解を深めていきたいと考えております。みなさまのご参加をお待ちしております。

開催概要

□ 会場
横浜美術館展示室+Café小倉山
(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1)
□ 会期
2018年2月13日(火)18:30〜21:00(閉館後の貸切)
□ 入場料
4,500円(税込)
※展覧会入場券、懇親会での飲食代、特製参加証バッジを含む
チケット送料:1,000円(九州、北海道は1,500円、沖縄の場合は2,000円)
※送り先1ヵ所につき上記の送料がかかります。同行される方の分をまとめて購入されるとお得です。上記の発送以外の参加チケット(参加証バッジ)等のお引き渡し方法はございません。あらかじめご了承ください。
□ 対象
20歳以上(懇親会でアルコールをご提供するため、未成年の方のご参加はご遠慮ください。当日入場時に年齢確認をさせていただきますので、あらかじめご了承ください)
□ 定員
60名(先着順。定員に達し次第、締切とさせていただきます)

お申し込み方法

「DNP Art Mall(https://dnp-artmall.jp/products/detail/artscapeonsite1-00-00-00-00)」にて、「artscape onsite01参加チケット」を購入してください。
(販売期間:2017年12月19日(火)10時〜2018年1月30日(火)24時)
※キャンセルについて:上記販売期間終了後のキャンセルはできません。あらかじめご了承ください。(購入時に送付する展覧会入場券は、横浜美術館「石内 都 肌理と写真」展の開催期間内であれば入館可能な前売りチケットです)

プログラム

1. 展覧会鑑賞18:30〜19:50(約80分)
企画展「石内 都 肌理きめと写真」(「横浜 Yokohama」、「絹 Silk」、無垢 Innocence」、「遺されたもの Belongings」)
2. 懇親会19:50〜21:00(約70分)
※懇親会は、館内のCafé小倉山で、ドリンクと軽食をご用意します。立食形式。

参加までの流れ

1)「DNP Art Mall」で『artscape onsite 1参加チケット』を購入していただきます。
2)2月上旬に「展覧会チケット」と「参加証(artscape onsite 1特製バッジ)」などが、DNP Art Mallより申込時に記入した場所に送られます。 3)イベント当日は、送付された「展覧会チケット」、「参加証」、「アンケート」を持参の上、会場受付にご提示ください。
※3点すべてが揃っていないとご入場できません。ご注意ください。

飯沢耕太郎さんから参加者へのメッセージ

1947年、群馬県桐生市生まれの石内都は、2014年にアジア人の女性写真家としてははじめて「ハッセルブラッド国際写真賞」を受賞するなど、国内外でいま一番注目されている写真家のひとりです。2017年は、実質的なデビュー作となった「絶唱、横須賀ストーリー」を発表してから40年目にあたり、本展では初期から未発表作までの約240点の作品でその軌跡を辿ることができます。また、展覧会が開催される横浜と石内が生まれた桐生とは明治以降「絹の道」を通じて強い結びつきがあり、大正・昭和期の女性たちが愛用した絹織物をテーマにした「絹の夢」(2011)では、その歴史・風土が浮かび上がってきます。視覚的なメディアである写真を用いながらも、常に「肌理きめ」=触覚的なものに強いこだわりを持って撮影、発表してきた石内の作品を通じて、記憶や経験の器としての写真の可能性を探ってみたいと考えています。

飯沢耕太郎さんの著者情報:http://artscape.jp/dictionary/author/1197769_1827.html

飯沢耕太郎さんのartscapeレビュー/プレビュー:http://artscape.jp/report/review/author/1197769_1838.html

石内 都略歴

いしうち・みやこ
1947年、群馬県桐生市生まれ。神奈川県横須賀市で育つ。1979年に「Apartment」で女性写真家として初めて第4回木村伊兵衛写真賞を受賞。2005年、母親の遺品を撮影した「Mother’s」で第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表作家に選出。2007年より現在まで続けられる被爆者の遺品を撮影した「ひろしま」も国際的に評価され、近年は国内各地の美術館のほか、アメリカ、オーストラリア、イタリアなど海外で作品を発表しています。2013年紫綬褒章受章。2014年には「写真界のノーベル賞」と呼ばれるハッセルブラッド国際写真賞を受賞。作品は、横浜美術館をはじめ、東京国立近代美術館、東京都写真美術館など国内主要美術館、ニューヨーク近代美術館、J・ポール・ゲティ美術館、テート・モダンなど世界各地の美術館に収蔵されています。

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