千葉県立美術館は、開館50周年を記念して、千葉県出身の現代アーティスト・五十嵐靖晃による回遊型美術展覧会「海風」を開催します。
五十嵐は、人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開しています。
東京湾を臨む千葉みなとの美しい港湾に位置する千葉県立美術館。本展では、美術館の建築空間を生かした新作インスタレーション、収蔵作品とのコラボレーション、五十嵐の活動のドキュメント展示で構成する館内展示に加え、千葉みなとエリアをフィールドとして屋外に作品を展示することで、この土地の魅力を明らかにし、かつての海の上であった埋立地に新たな文化を創造しようとするものです。
また、本展は、参加型のアートプロジェクトです。ボランティアサポーターの「海風クルー」をはじめ、地域住民、近隣の小学生、一般参加者と共につくり、来場者の参加によって完成します。本展に参加し、埋立地に吹く「海風」を感じてみてください。[公式サイトより]