2024年08月09日掲載
BB プラザ美術館開館15 周年記念コレクション展「 明日への出発」 前期:関西の作家たちの交差点 /後期:フランスの作家たちの物語
BBプラザ美術館
- 会期
- 2024年08月27日~2024年10月06日
カルーセル
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マリー・ローランサン《読書》1950年
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モイズ・キスリング《エニシダの花束》不詳
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モーリス・ユトリロ《植物園キュヴィエの家》1920年頃
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モーリス・ドニ《裸婦》1906‐07年頃
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エドガー・ドガ《靴下をはく踊り子》不詳
前期(5/14~7/15)は、関西(兵庫・大阪・京都)を中心に活躍した作家を精選し、洋画から日本画、彫刻、陶芸作品まで多彩な世界を展観します。兵庫を代表する画家のひとりである小磯良平、大阪で結成されたデモクラ―ト美術家協会で活躍した泉茂や山中嘉一、京都に生まれ前衛陶芸を探究する三代宮永東山ら、関西を舞台に交差と交感を繰り広げた作家たちの歩みをお楽しみください。
後期(8/27~10/6)で紹介するマリー・ローランサンやマルク・シャガールらは、エコール・ド・パリ(パリ派)と称され、パリで一時代を画した作家たちです。特定の思想や様式を持ちませんでしたが、共通するのは自らのスタイルを追求し、心を注ぎつづけた姿勢でしょう。フォーヴィスム(野獣派)のモーリス・ド・ヴラマンクやアンドレ・ドラン、パリでパブロ・ピカソらと交流したサルバドール・ダリなど、彼らの作品をとおし 19 世紀から20 世紀にかけて生まれた美の潮流とその背景にある物語を辿ります。
既成の領域にとらわれることなく、国や時代を超えて活躍した作家たち同様、美術館でもこれからますます広い視野を持つ展開が待望されます。本展を、地域に根ざすBB プラザ美術館の明日への出発となる新たな一歩としたいと考えています。昨日から今日、そして明日へと移る彼らの眼差しと生きてきた時間の一片に触れることで、私たちもまたアートの旅人となり得るのではないでしょうか。
- 展覧会名
- BB プラザ美術館開館15 周年記念コレクション展「 明日への出発」 前期:関西の作家たちの交差点 /後期:フランスの作家たちの物語
- 分類
- 企画展
- 会場
- BBプラザ美術館
- 会期
- 2024年08月27日~2024年10月06日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日 (祝休日の場合は翌日)
※前期 7 月15 日(月・祝)開館 ※後期 9月16 日(月・祝)、9月23 日(月・休)開館 - 観覧料
- 一般400 円(320 円) / 大学生以下無料
65 歳以上の方、障がいのある方とその付添いの方1 名は半額
※( )内は20 名以上の団体料金 - 住所
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657-0845 兵庫県神戸市灘区岩屋中町4-2-7 BBプラザ2F
- アクセス
- 阪神岩屋駅改札を出てすぐ南側 / JR 灘駅より南へ徒歩約3 分
阪急王子公園駅より南へ徒歩約10 分 / 駐車場(85台・30 分まで無料 - 公式サイト
- https://bbpmuseum.jp/
- お問合せ先
- TEL: 078-802-9286