星野画廊は、星野桂三氏(1943-)・万美子氏が1973年に京都で開いた画廊です。流派や知名度にはおよそこだわらず、ただ作品の質だけを見極めるという態度で、夫妻により名品が蒐集されてきました。従来の、大家を中心とした名作主義の美術史に対して、もっと自由に美術作品を鑑賞し、楽しむことをめざしています。
本展は、そのように集められた星野画廊コレクションより、明治から大正、昭和時代までの日本画と洋画作品約120点を、「少女たち」というテーマでご紹介します。
日本近代の画家たちがとらえた多様な「少女たち」。童女から少女、そして大人へと成長する過程で味わう、夢と希望、ときに苦しみや悲哀に遭遇する人生を、多彩な画家たちによる魅力あふれる女性像としてお楽しみいただきます。[美術館サイトより]