2024年09月01日掲載
「太白焼~近代美濃のはじまり」展
市之倉さかづき美術館
- 会期
- 2024年09月27日~2024年11月24日
カルーセル
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「太白焼~近代美濃のはじまり」展
幕末の文化年間に、瀬戸の加藤民吉が有田より染付磁器製造の技術を持ち帰り、瀬戸・美濃に瞬く間に広まりました。
この美濃染付の揺籃期のものを、太白焼(太白手)といい、素地は炻器土の上に白化粧を施し、呉須は山呉須を使って描き、素朴な作風となっています。
この太白焼の美濃における最も古い窯元は、初代加藤幸兵衛です。
その後、新製焼といわれる磁器系で透光性の高い素地に鮮やかな発色の染付へと変貌を遂げ、太白焼は自然消滅してしまいましたが、磁器製造で息を吹き返した美濃は、日本有数の陶産地として発展を遂げて行きました。
まさに太白焼こそが近代美濃焼のはじまりであったのです。
近年、太白焼については俄かに注目を集めており、岐阜県セラミックス研究所による成分分析と、古陶磁愛好家による研究の深まりによって、このたび 幸兵衛窯の開窯220年記念の機会に当館で展示できる運びとなりました。
太白焼の鷹揚で味わい深い魅力を再発見していただければ幸いに存じます。
- 展覧会名
- 「太白焼~近代美濃のはじまり」展
- 分類
- 企画展
- 会場
- 市之倉さかづき美術館
- 会期
- 2024年09月27日~2024年11月24日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 火曜日
- 観覧料
- 一般400円・高・大学生200円
(常設展示:さかづき展示室・巨匠館を含む)
(※団体割引有り) - 住所
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507-0814 岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
- アクセス
- 〈車をご利用の場合〉
・中央自動車道 多治見ICよりR248を瀬戸方面(南)に約15分
・東海環状自動車道 せと品野ICよりR248を多治見方面(北)に約10分
〈公共交通機関をご利用の場合〉
・JR中央本線 名古屋駅より 快速で約36分「多治見」下車、東鉄バス「下半田川」行で約15分「市之倉」下車、徒歩3分
〈タクシーをご利用の場合〉
・多治見駅よりタクシーで約15分 - 公式サイト
- https://www.sakazuki.or.jp/
- 公式SNS
- お問合せ先
- 0572-24-5911
info@sakazuki.or.jp