印刷博物館 P&Pギャラリーにて、関連団体より選ばれたパッケージを一同に展示します。

私たちにとって身近な印刷物の一つに、パッケージがあります。パッケージは、社会の動きと深く結びつきながら、試行錯誤を重ね、機能やデザインが進化しています。さらに近年では、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが反映されるなど、パッケージは社会的課題を解決する一助となっています。本展は今年で10回目となりますが、こうした時代のニーズに対し、パッケージの現場が積み重ねてきた取り組みの成果を、日本で開催されているパッケージコンクールの受賞作を中心に紹介します。消費者が直接手にするものから、企業が使用する輸送包装まで、さまざまなパッケージをご覧いただきながら、その面白さ、奥深さに触れていただけます。

【展示内容】

・第63回ジャパンパッケージングコンペティション
 主催:一般社団法人日本印刷産業連合会
 市場で販売されている商品化されたコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装コンペティションです。経済産業大臣賞を筆頭に34作品が選ばれました。

・2024日本パッケージングコンテスト(第46回)
 主催:公益社団法人日本包装技術協会
 材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、販売促進、アイデアなどあらゆる機能から見て年間の優秀作品を選定するコンテストです。ジャパンスター賞をはじめ、6つの包装技術賞、13の包装部門賞があります。
※本展ではこのうちのジャパンスター賞と包装技術賞を紹介します。

・JPDA パッケージデザイン インデックス 2024
 <特集:パッケージand つながるデザイン>
 主催:公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)
 この企画では、『PACKAGE DESIGN INDEX 2024 パッケージ and』に掲載されたパッケージのなかから、「パッケージand つながるデザイン」をテーマに8点の作品を選び、その魅力を紹介します。