昆虫や生き物の生態を写す河野甲。縫い合わせ、漆を塗ることで独自の表現を生み出す市川陽子。皮革特有の性質や素材感と真摯に向き合い、それぞれが独自のアプローチでその魅力を引き出します。本展は、皮革を用いて造形表現を展開する二人の作家の魅力に迫り、革による造形表現の「現代のかたち」を紹介します。