大正ロマンの画家として知られる竹久夢二(1884-1934)は1907年(明治40)4月、読売新聞に入社します。紙面には若き日に記者として取材した、22歳の夢二による瑞々しい時事スケッチが掲載され、さらに紀行文の連載も手掛けました。
 本展では記者としての仕事をはじめ、公私にわたり注目され取材対象にもなった夢二に関する記事もあわせて紹介、加えて明治末期~昭和初期に、紙上で情報発信されたニュースや話題を夢二作品とともにご覧頂き、読売新聞と夢二の関わりを展観します。