茶の湯の大成者・千利休は、藤原家隆の歌「花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春をみせばや」に茶の心を見出したと伝わります。
本展では「歌」と「茶の湯」をテーマに、裏千家歴代による詩歌や、「利休百首」と称される利休道歌の成立と展開までを取り上げます。また、歌銘が付された茶道具や文房具なども展示し、歌に託された茶の湯の世界をご覧いただきます。