中之島図書館が誕生した明治37(1904)年は、大阪を代表する作家のひとり、藤澤桓夫(ふじさわ たけお)が生まれた年でもあります。

平成元(1989)年にその生涯を閉じるまでの大半を大阪住吉で過ごし、多くの作家や著名人に愛された藤澤桓夫。無類の将棋好きとしても知られる彼は、アマチュア五段の実力をもち、多くの棋士とも交流があったといいます。

今回の展示では、中之島図書館に寄贈された「藤沢文庫」(※)から、彼の著作をはじめ、その人となりや交流、加えて将棋に関連する資料・遺品類を展示します。

また展示に関連して、将棋のまち高槻市のPRコーナーも設置します。

(※「藤沢文庫」は、藤澤桓夫の旧蔵書を夫人の典子氏から寄贈を受けたコレクションで、書籍、書簡、草稿、書画など、約3,500点を収蔵しています。当館では文庫名表記に「沢」の字を用いています。また、書誌事項表記は当館目録に拠ります。)

詳細HPはこちら(https://www.library.pref.osaka.jp/87007)