2024年11月06日掲載
Seika Artist File #2 Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる
京都精華大学ギャラリーTerra-S
- 会期
- 2024年11月15日~2024年12月21日
カルーセル
「Seika Artist File」展の第二弾となる本展は、「Imagined Scenery(心象風景)」をキーワードに、石原 葉、岸 映子、佐川晃司、ジダーノワ・アリーナ、高原秀平、西村 涼、山本理恵子の7名の作家で構成します。
絵画制作をとおして、個人の無自覚な視線の可視化や他者との対話について思考し続ける石原。「彩石象嵌」という独自の技法を確立し、独創的な幾何学形体の陶芸作品を生み出す岸。色面や線、幾何学形などをモチーフに、一貫してモダニズム以降の絵画を追究する佐川。人が話す日常や記憶を描いた映像作品をとおして、鑑賞者の記憶と対峙するジダーノワ。自然と関わりながら様々な風景やその印象を縫い合わせるように、一枚の抽象画を描く高原。様々な土地に身を置き、自然物の流動性や壮大な時間の経過を“線”として版に刻みこむ西村。図像同士の関係性と境界に着目し、多様な手法で図と地が共振する絵画を試みる山本。
彼ら・彼女らの作品は、一括りに「心象風景」と語れるものではありませんが、自身の心に浮かんだ景色や思考、記憶をとある風景として、私たちの前に表出させている点が共通しています。作家たちがどのように世界と自身との関係性を意識、思考し、日々考察を続けているのか。7つの展示室を順にめぐりながら、彼ら・彼女らが紡ぎだす「心象風景」をとおして、新たな視点/価値観と出会う機縁となれば幸いです。
- 展覧会名
- Seika Artist File #2 Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる
- 分類
- 企画展
- 会場
- 京都精華大学ギャラリーTerra-S
- 会期
- 2024年11月15日~2024年12月21日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 11:00-18:00
- 休館日
- 日曜日
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
606-8588 京都府京都市左京区岩倉木野町137 京都精華大学 明窓館3F
- 公式サイト
- https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/241115/
- お問合せ先
- 京都精華大学ギャラリーTerra-S
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137 京都精華大学 明窓館3階
TEL 075-702-5263
FAX 075-722-5440