2024年11月22日掲載
コイズミアヤ展「箱と紐と本と」
フラットリバーギャラリー
- 会期
- 2024年12月07日~2024年12月28日
カルーセル
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コイズミアヤ展「箱と紐と本と」
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『重なる箱_6』コイズミアヤ
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『わのひも(ふじさん)』コイズミアヤ
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『鉛のかさなり3』コイズミアヤ
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『万物流転』コイズミアヤ
この度、フラットリバーギャラリーでは2024年12月7日よりコイズミアヤ展を開催いたします。
コイズミの作品から感じられる数学的な佇まいと軽妙なバランス、規則的で非連続性を持った形状、それらはロジカルに構築され立体として絶妙に成立しています。
中心が判然とせず周縁のみで構成されているかのような作品は、たどり着こうとしてもたどり着くことのない迷宮のような様相を呈し、全体像とディテールの立ち位置が相互交換されているかのように感じられます。時にカフカの「城」を連想させられるかもしれません。
本展では「重なる箱」シリーズと「紐のドローイング」を中心に展示されます。また会期中12月中旬に「しくみの内側のしくみ-思考する手仕事のレシピ」がコトニ社より刊行されます。
是非ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
-----------------------フラットリバーギャラリー
【作家STATEMENT】
世界の成り立ちやその仕組みについて観察し、考えを巡らせるのが好きで、例えば子供が玩具や手近な物を、その手触りや重さやかたちや機能について堪能したのち、そこからはみ出して新たな景色を立ち上げるような出来事に倣おうと考えています。
今回は、箱の本質はそれをかたちづくる板厚だと考えるところから出発した異形の入れ子、「重なる箱」のシリーズと、具体物の抽象的側面に興味をもってつづけている「紐のドローイング」を中心に、そのほかの小品も交えて展示します。
今年のはじめから、料理のレシピを書くようにして、今回の出品作の一部を含む作品の具体的なつくり方を記述することで、自身の近年の制作について振り返る本を執筆していました。しまってあった作品を出してきて採寸し直したり、過去の自分がそれをどうつくったかについて観察して確認したりしました。すると、かくれた部分のほとんどない作風の作品だけれど、それでも何もかもが見えているわけではないことや、物が私からは離れて在ることをあらためて新鮮に感じたりしました。会期中に出版の日を迎える予定でいます。
----------------------- コイズミアヤ
『しくみの内側のしくみ ― 思考する手仕事のレシピ』
コイズミアヤ著 コトニ社 2024年12月中旬発売予定。
- 展覧会名
- コイズミアヤ展「箱と紐と本と」
- 分類
- 企画展
- 会場
- フラットリバーギャラリー
- 会期
- 2024年12月07日~2024年12月28日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 13:00~18:00
- 休館日
- 日曜日・月曜日
※そのほか休廊期間:12月9日(月)~16日(月) - 観覧料
- 無料
- 住所
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102-0093 東京都千代田区平河町2丁目4番7号スタンプスタンダードショールーム内
- アクセス
- ・「麹町駅」有楽町線 1番出口より徒歩2分
・「永田町駅」半蔵門線・有楽町線・南北線 9b番出口より徒歩5分
・「半蔵門駅」半蔵門線 1番出口より徒歩5分
・「四ツ谷駅」JR麹町口より徒歩12分
・「四ツ谷駅」丸ノ内線より徒歩12分 - 公式サイト
- https://f-r-gallery.tokyo/exhibitions/boxes-strings-and-books/
- 公式SNS
- お問合せ先
- TEL:03-3239-1258
MAIL:info@f-r-gallery.tokyo
担当:フラットリバーギャラリー(広報担当)