中世以降、日本各地に数多くの陶磁窯が誕生しました。日本六古窯をはじめ、日本を代表する窯業地へと発展した窯から、近世後期の開窯ラッシュ期に築かれた小窯に至るまで、その数は数百にも及ぶと言われています。
そこで、近畿各地の「ご当地のやきもの」を紹介する展覧会をシリーズ化し、この度は和歌山・奈良・三重のやきもの十数窯を取り上げます。