東京都現代美術館では、現代美術から新たな側面を引き出すグループ展「MOT アニュアル」を継続して開催しています。第20回を数える今展では、清水裕貴、川田知志、臼井良平、庄司朝美の作家4名を、その最新作とともに紹介します。本展では、「島/しま」を切り口に、足元に広がる複雑で多義的な状況に対して、個々の視点から見直す4名の作家の作品から、戦後日本の地形や風景を再考します。