書籍や2024年に新たに発行された紙幣をはじめ、私たちの生活の様々な場面で使われている紙。なかでも日本で伝統的に作られてきた紙は、その美しさと強さから、日本画や木版画の用紙として、また、古い文書や美術作品の修復用紙として、多くのひとに愛されてきました。
本展では、当館の収蔵品や関連資料、被災後に行った修復事例を挙げながら、紙を漉き上げてきた職人や彼らを支えた者たち、紙を好いて重用した画家たち、傷んだ紙を救おうとする修復家らにスポットを当てていきます。

オンライン展覧会概要
期間:2024年12月13日(金)10:00 ~ 2025年3月31日(月)15:00
無料、申込不要
主催:川崎市市民ミュージアム