新指定文化財展
歴史的環境に恵まれた港区には、地域の歴史や文化を伝える多くの資料が残されています。指定・未指定にかかわらず、いずれも貴重な文化財であり、これらを後世に伝えていくため、港区は毎年数件の文化財を指定しています。
本展では、令和6(2024)年10月新たに指定された2件の文化財と、令和4年度に指定され、このたび修理を終えた1件の文化財を展示します。

・有形文化財(考古資料) 増上寺徳川将軍墓 礫石経 40,331点 [一部を展示]
・有形民俗文化財 麻布本村町会 麻布氷川神社祭礼関連資料 17点 [一部を展示]
・有形文化財(絵画) 紙本着色琴棋書画図屏風 六曲一双 【令和4年度指定文化財】

昔のくらし展 ~住まいの道具~
当館では収納具や照明具、暖房器具などの暮らしに関わるさまざまな道具を収集しています。
本展では新指定文化財展と併せて、港区内外から寄贈された住まいに関わる道具を展示し、その使い方やエネルギーの変化に伴う道具の移り変わりを、大人にも子どもにもわかりやすく紹介します。また、小学校3年生の社会の単元「古い道具と昔のくらし」も学べます。