2025年02月26日掲載
建築アーカイブズをひらく Vol.2 まちの診断師 北沢恒彦-ポスト経済成長期の商店街と市民
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年03月03日~2025年04月07日
カルーセル
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「私は街の診断師だ」(北沢恒彦『自分の町で生きるには』(晶文社、1981年))
北沢恒彦は京都市中小企業指導所の職員として1970年代から1990年代にかけて京都の商店街、小売市場、個店の商業診断調査を行い、まちのあり方を思案した人物です。その調査には「京都ベ平連」や「思想の科学」など北沢が所属した市民活動の仲間をはじめ、京都工芸繊維大学や京都精華大学などの学者、学生、写真家、デザイナーなどが参画しました。彼らは、大型店舗やスーパーに圧倒され失われつつあった京都の商いの場をそれぞれの視点で分析し、記録を行いました。
本展覧会では美術工芸資料館に寄贈された資料を通じて、北沢恒彦らがどのように「まち」を思考し、調査を実施したのかを読み解くと共に、ポスト経済成長期の京都の姿を、彼らの調査の記録である診断報告書、巡回レポート、写真、北沢と商人との手紙から描き出します。
- 展覧会名
- 建築アーカイブズをひらく Vol.2 まちの診断師 北沢恒彦-ポスト経済成長期の商店街と市民
- 分類
- 企画展
- 会場
- 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
- 会期
- 2025年03月03日~2025年04月07日 Googleカレンダーに登録
- 休館日
- 日・祝日
- 観覧料
- 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*大学コンソーシアム京都に加盟する大学の学生・院生は学生証の提示により無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料(入館の際は、手帳の提示をお願いします) - 住所
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606-8585 京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町
- 公式サイト
- https://www.museum.kit.ac.jp/20250303k.html
- お問合せ先
- 075-724-7924