てとば美術館のオープニング展示として、現代アーティスト・中村菜都子による個展「島の記憶 Memoir of the Islands」を開催します。歴史や風土に触れる作品群を通じて、「五島という場所にアートがあることの意味」をあらためて問いかけます。


◼︎アーティストプロフィール

中村菜都子 / Natsuko Nakamura

現代美術家。東京在住。
長崎の潜伏キリシタンの文化や歴史に惹かれ、祖母の郷里である長崎への旅を重ねながら、記憶と信仰をテーマに制作を行っている。
素材や技法にとらわれず、祈りの痕跡や時間の蓄積を織り込むような表現で、静謐な世界を描く。

近年の主な展示:
「うみをわたる」(063FACTORY / 2024年)
「Travelers」(MAHO KUBOTA GALLERY / 2019年)ほか