2025年04月22日掲載
上野悠河 個展 「独奏・曲・のための・奏者」
あをば荘
- 会期
- 2025年05月09日~2025年06月01日
カルーセル
近年は「表現(作品)のための“もの”」から「“もの”のための表現」へ、その意義を転換し存在を再考させるべく、古い実用自転車や明滅する蛍光灯、AMラジオ、CRTディスプレイ等のもの―道具を実際に利用し、機能や現象を組み合わせ/組み換えた作品を多く発表しています。
本展では、上野が通底させている“もの”性を自身の身体にも適用させた上で、アクティヴィティを記録した映像作品から、自発的に変化し集積し続けるサウンド作品、近年手がけている平面作品等を出展いたします。
[トーク・イヴェント](要申込・定員10名程度)
5月17日(土) 18:00―
美術作家、三原回さんを招いて本展のトーク・イヴェントを開催します。
なお、開催中は展示がご覧いただけない可能性があります。
*お申し込みフォーム
https://forms.gle/qxtz8VDiVnkrMi596
上野悠河 Yuga Uéno
幼少期より続く現代音楽への関心、高校生までオーケストラの打楽器に所属していた経験から1960〜70年代の美術史研究を経て、現代における人間や「もの」の相互作用に潜む複雑な問題を再考するために、完璧な関与が難しい「対象」とその振る舞いや関係性、有限性に焦点を当てた作品を発表している。レディ・メイドの道具や機材、その機能を実際に利用し組み合わせたサウンド・アートやインスタレーション・アートを主軸に表現しているほか、ミュージシャン「Mus’c」(ムスク)としても活動。
主な展示に、個展「ものたちは、歌い、蔑み、愛し合った」(千葉市民ギャラリー・いなげ/旧神谷傳兵衛稲毛別荘/千葉)、「SICF23 EXHIBITION部門 受賞者展」 (スパイラル/青山, 東京)、「ZOU-NO-HANA FUTURE SCAPE PROJECT 2022」(象の鼻テラス/横浜)など。「ClafT(中央線芸術祭)」に2021年から参加・出展、千葉国際芸術祭2025「ソーシャルダイブ」に選出・出展予定。
また「SICF23」大巻伸嗣賞、「第二回ISAC国際作曲コンテスト」Special Prize (Special Mentioned)、「島村楽器 録れコン2022」グランプリなど、展示/受賞多数。
- 展覧会名
- 上野悠河 個展 「独奏・曲・のための・奏者」
- 分類
- 企画展
- 会場
- あをば荘
- 会期
- 2025年05月09日~2025年06月01日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 13:00―20:00
- 休館日
- 月・火・水・木曜日
- 観覧料
- 無料
- 住所
-
131-0044 東京都墨田区文花1-12-12
- アクセス
- 京成電鉄・都営浅草線・東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーライン 押上駅から徒歩14分
東武鉄道亀戸線 小村井駅から徒歩9分
東武スカイツリーライン・東武亀戸線 曳舟駅、京成電鉄押上線 京成曳舟駅から徒歩16分 - 公式サイト
- https://awobasoh.com/archives/3533
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