2025年05月13日掲載
ゆうちょ開業150年記念特別展示 「ゆうちょ」150年─はじまりからアプリまで─
郵政博物館
- 会期
- 2025年04月26日~2025年06月22日
カルーセル
前島は、明治3年(1870)6月、郵便事業を立案直後、上野景範とともにイギリスに渡りました。渡航の目的は、「鉄道借款問題」の解決と「新紙幣」の発注でしたが、1年間の滞在中に、郵便局が為替や貯金の業務を行っていることを知りました。帰国後、4年間の苦心の末、明治8年5月2日、日本の郵便局でも為替や貯金の業務を開始することができました。
貯金には「お金」が必要です。郵便の開業時は、江戸時代の幕府正貨、藩札、明治政府の太政官札等、多様な貨幣が入り乱れて不便なものでした。これらは、前島らが発注した「新紙幣」によって、新しい通貨の「円」、「銭」に置き換えられていきます。そして、始まったばかりの郵便貯金に預けられることになるのです。
この展示では、以上の動きのなかで、前島がメンバーであった政府「改正掛」の果たした役割、前島のロンドン生活を振り返りつつ、そもそも預金、貯金の慣習がなかった時代における開業の苦心を紹介し、その金融史における意義を考えます。そして、さまざまな業務変革の後、民営化で誕生したゆうちょ銀行の新しい取り組みについて紹介します。
期間中は、講演会やワークショップなどの関連イベントも行います。[公式サイトより]
- 展覧会名
- ゆうちょ開業150年記念特別展示 「ゆうちょ」150年─はじまりからアプリまで─
- 分類
- 企画展
- 会場
- 郵政博物館
- 会期
- 2025年04月26日~2025年06月22日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 10:00~17:30(入場は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 5/7、5/12、5/19、5/26、6/2、6/9、6/16
- 観覧料
- 一般=300円
小中高生=150円
*障がい者手帳をお持ちの方と介助の方は無料 - 住所
-
131-8139 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
- 公式サイト
- https://www.postalmuseum.jp/event/2025/04/youcho150th.html
- お問合せ先
- TEL:03-6240-4311