1960年代にアメリカで花開き、世界的なムーブメントを巻き起こしたポップ・アート。アーティストたちは日常にありふれた広告や雑誌、メディア、ニュースなど、人々の生活に直結したシンボルを表現の中に取り入れ、色鮮やかに、そしてシニカルに社会の姿を描いてきました。本展では、ポップ・アートを牽引したアーティスト、ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズら4人を、同じ60年代に人気を博したザ・ビートルズの愛称「FAB4(The Fabulous 4=素晴らしい4人)」になぞらえご紹介します。
展示作品は、スペインで世界有数のポップ・アート・コレクションを誇る、ホセルイス・ルペレス氏の所蔵品である約120点の版画、ポスターで、すべてが日本初公開。さらには「FAB4」と、同時代に活躍したジム・ダイン、ジェームズ・ローゼンクイスト、ロバート・インディアナ、トム・ウェッセルマンの作品もあわせて展覧し、アメリカにおけるポップ・アートの世界を一望します。[美術館サイトより]