初めての二人展を開催いたします。私たちはそれぞれ写真を撮ることからスタートし、写真が作品の基盤となっています。
 濱田弘明は、幼い頃に箱に保管されていたネガフィルムを見た際に抱いた不思議な感情を、黒田真里はカメラマニアの父がカメラを覗かせてくれた思い出を、作品制作の源としているようにわたしたち自身感じています。

 今回の 濱田弘明・黒田真里 2人展に向けて、濱田弘明が義父である黒田暢のコレクションをモチーフとしたシルクスクリーン作品、黒田真里が花や風景をテーマにした日本画を制作しました。それら新作を中心に展示いたします。