兵庫の木工作家達の新作椅子展「一脚展」。14回目を迎える今回の特別展では、世界の名作椅子を1/5スケールで作る濱田由一氏を迎え、細部まで精巧に再現されたミニチュア椅子の数々やその製作工程などを紹介いたします。
北欧椅子デザイン界の巨匠、ハンス・J・ウェグナーをして「これは模型ではない。本物だ」と言わしめた濱田氏が手掛ける小さな椅子作りの背景には、図面を起こすところから始まり再現に至るまで、様々な工夫で溢れています。
「作ってみる事で初めて分かる」という名作椅子に宿るデザインの秘密。兵庫の木工作家達の新作椅子と共に、作り手側の眼と手を通して語られる「椅子デザイン」。その創造の舞台裏に迫ります。