2025年06月13日掲載
CELADON─東アジアの青磁のきらめき
大阪市立東洋陶磁美術館
- 会期
- 2025年04月19日~2025年11月24日
カルーセル
中国では、青磁の美しさを表現するために様々な言葉が用いられています。唐代の陸羽『茶経』では越窯の青磁を「類玉」や「類氷」と称賛し、また唐代の陸亀蒙『秘色越器』の詩では、「九秋風露越窯開、奪得千峰翠色来」と記され、越窯の「秘色」青磁が山々の木々の青さを引き寄せたかのように讃えられています。一方、朝鮮半島の高麗時代の青磁は、その美しさから「翡色」(ヒスイの色)と呼ばれ、人々に愛されました。青磁は、欧米では「Celadon(セラドン)」という名称で親しまれ、その語源については諸説がありますが、17世紀のフランスの小説に登場する青磁色の服を着た人物の名に由来するとも言われています。
本展では、当館コレクションの中から、中国や韓国の名品を展示するとともに、日本や近現代の青磁作品も紹介します。東アジアの陶磁の歴史において燦然と輝く青磁の魅力をご堪能ください。
なお、本展とともに当館コレクションの代表的作品をご覧いただける<特別展示>と<コレクション展示>、さらに大阪・関西万博開催記念の企画として「大阪の宝─MOCOの宝20選」に選定された作品も同時にご覧いただけます。[美術館サイトより]
- 展覧会名
- CELADON─東アジアの青磁のきらめき
- 分類
- 企画展
- 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
- 会期
-
2025年04月19日~2025年11月24日 Googleカレンダーに登録
- 開館時間
- 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日(4/28、5/5、7/21、8/11、8/12、9/15、10/13、11/3は開館)、5/7、7/22、9/16、10/14、11/4
- 観覧料
- 一般=2,000(1,800)円
高大生=800(700)円
*( )内は20名以上の団体料金
*中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料 - 住所
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530-0005 大阪府大阪市北区中之島1-1-26
- 公式サイト
- https://www.moco.or.jp/exhibition/current/?e=621
- お問合せ先
- TEL:06-6223-0055