「薬」と「食べ物」は、今も昔も人々の生活に欠かせないものです。県立金沢文庫が管理する国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」は日本中世の政治や仏教だけでなく、生活や文化を知る上でも重要な史料群で、「薬」と「食べ物」に関する豊富な情報を教えてくれます。
 本展では、「称名寺聖教・金沢文庫文書」の中に見られる「薬」と「食べ物」に関する史料をご紹介し、中世に生きた人々の生活の一端を垣間見てみます。