フランス人芸術家 オスカー・ロベラス(1960年 アルゼンチン生まれ)は、造形、文化人類学、音楽をベースに、様々な素材や技法に挑戦しながら、常に独自の造形美を追求しています。
本展では、作品と自然が共鳴する新たな空間の構築に挑みます。書道からインスピレーションを受けて制作された壁一面のドローイングや、紅葉・和紙といった自然素材でできたインスタレーション作品からは、風や水の自由な動きや自然の彩りを想像することができます。また、石やセラミックでできたオブジェは重厚感があり、自然の持つ力強さを感じさせます。展示室から見える豊かな自然を借景に、オスカー・ロベラスの生み出す空間を、ぜひご覧ください。
また、会期の最初の一週間(8/16~8/22)は公開制作を行います。普段見ることのない、作品が生まれる過程や展示室が変化していく様子を、ぜひお楽しみください。[美術館サイトより]