星野画廊とは、京都東山区の岡崎公園に至る神宮道沿いに店を構える画廊です。画廊を営む星野桂三氏と万美子夫妻は、作者の分からない作品、あるいは評価の定まらない画家の作品であろうと、それが審美眼にかなう心動かす作品であれば拾い上げ、研究し、世に出すという活動を50年以上に渡り行ってきました。そうした夫妻の「発掘」は、近代の日本における画家たちの活動が、個性を活発に発露し、社会の様々な面を映し出す豊かさを持っていたことを世に示し続けてきました。...
このたびの展示では、風景画・花鳥画を中心とする第Ⅰ部(9月6日~10月26日)と、人物表現を中心とする第Ⅱ部(11月1日~12月21日)に分け、星野画廊が発掘した近代日本美術史をご紹介いたします。綺羅星の如く近代の美術界を輝かせた画家たちの作品を、どうぞご覧ください。[美術館サイトより]