圧倒的なスケールで超大作を生み出し、画壇に旋風を巻き起こした日本画家・川端龍子(1885-1966)。龍子は、自ら主宰した在野の日本画団体「青龍社」で”大衆と芸術の接触に展覧会の施設を礼讃する”とし、”会場芸術”を提唱します。時代性を感じさせるテーマを巨大なスケールで描いた大作は、人々を驚かせ、それまでの床の間芸術とは異なる新しい日本画のスタイルを確立させました。
本展は、50年以上にわたった龍子の画業を紹介し、その魅力に迫ります。
※会期中、展示替えを行います。前期:9/13(土)〜10/5(日) 後期:10/7(火)〜11/3(月・祝)