9/5(金)より、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活動する齋藤拓実氏による「CYCLE」展がはじまります。
ペットボトルや空き缶など身近な容器に’紙’という素材によって新たな命が吹き込まれます。
素材や機能の新しい気付きをぜひ本展示でご体感ください。
作品の販売(一部作品は当日お持ち帰り可)や特別に製作したオリジナルグッズの販売もいたします。


[Introduction]

既製品の容器、ペットボトルや空き缶、プリンやヤクルトの容器などは、用途に合わせて適切に使うことを目的に形づくられていて、もともと捨てるために生み出されたものではないと思います。
そうした「目的に沿ったかたち」を、役目を終えた印刷物で写しとることで、素材と機能の関係性や”適切さ”について、改めて目を向けてみたいと考えました。

実際に手を動かしているあいだは、印刷物が持つ色や質感が、混ざり合いながら新しい形に落とし込まれて生まれてくる、視覚的な面白さに意識が向いていました。
肩肘張らず、実験的に作った作品です。ぜひ気軽に見に来ていただけたら嬉しいです。

齋藤 拓実