スイスネックス・ジャパンは、チューリッヒ芸術大学のアーティスツ・イン・ラボ・プログラムと協力し、展覧会 「Converging Waters(交わる水)」 を開催します。本展では、日本人アーティストのAKI INOMATAと、スイス人アーティストのマルセル・リックリが、科学とテクノロジー、そして物質・生態系・生命の変容をめぐる相互の関わりをもとに、ひとつの空間を共有します。

ここでは、大気の儚さをとらえた繊細な雲が、小さな詩的な気象システムとして立ち現れます。
また、水が氷へと姿を変えることで、地球上の水系のつながりを芸術的な身振りを通して想起させます。

地理的には離れていても、日本とスイスは価値観や課題を共有しています。
INOMATAとリックリを一堂に迎えることで、私たちは「国や文化、そして分野の境界を越えて、どのように共に感じ、考え、行動できるのか」を共に考える場を提供します。

本展は、プレゼンス・スイス(スイス連邦外務省内対外広報機関)およびスイス連邦教育・研究・イノベーション庁(SERI)の支援を受けています。