江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797-1861)は、それまでの浮世絵の歴史を塗りかえる斬新な作品の数々を世に生み出し、国内外で高い人気を誇っています。その奇抜なアイデアや、現代に通ずるデザインセンスとユーモアは、浮世絵という粋や時代を超えて多くの人々を魅了しています。本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめ幅広いジャンルにわたる浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を紹介する大規模な展覧会です。

◎会期中、大幅な展示替えを行います。
前期:9月25日(木)~10月26日(日) / 後期:10月28日(火)~11月24日(月・休)