江戸時代は、海外との窓口を長崎・対馬・薩摩・松前の4か所に限り、国際関係を統制していました。八代将軍徳川吉宗は、輸入書籍の制限を緩和し、以後様々な海外知識が国内へ流入しました。海を渡ってきた新しい知識は、どのように江戸時代の人々に受け入れられたのでしょうか。本展では、内閣文庫の資料から18世紀を中心に日本に来航した外国使節や輸入書籍、江戸時代を代表する文化人たちの海外研究に関する著作をご紹介します。