多治見市陶磁器意匠研究所を同時期に修了し、陶芸家として活躍されている中濱有紀さんと野村佳代さんの二人展です。
中濱さんのユニークな感性で描かれた染付の動物たちからは、日常の傍らに寄り添ってくれそうな優しさを感じます。
野村さんは、あえて手跡を残しながら土を重ね、こすり落とし、磨いて形を作り出します。そこでうまれる色の変化や表情は、炎によって深みを増し「土」ならではの特性が引き出された温かみのある器になっています。
今回は、ぐい呑などの酒器をはじめ、皿や鉢などの器が並びます。
秋深まるこの時期、ほっとひと息つきに 是非お越しください。

作家在廊日:11/9(日)