本展は、2025年11月、東京都葛飾区にオープンする青写真専門ギャラリー・アトリエ「青砥青写真研究所-AOAOLAB.-」のオープン記念展覧会です。展覧会では、4名の青写真の制作者による作品展示に加え、青写真の保存の研究者による研究成果を発表します。青写真とは1842年に英国で発明された写真の古典技法で日光写真とも呼ばれています。

●参加作家及び研究者
浅見俊哉・大西みつぐ・鈴木のぞみ・千徳佐和子・横山純子

 浅見俊哉は様々な地域で出会った人の等身大の身体を青写真で記録するプロジェクト『BODY PRINT ACTION』とヒロシマの被爆樹木を毎年記録する『呼吸する影』シリーズ、大西みつぐは、スナップショットを撮影する感覚で青写真を用いた『近所論 2009-2020』、鈴木のぞみは、石に場の時間を焼き付けた『Specimen of Shadow』シリーズ、横山純子は生活空間に生きる植物の影を撮影する『野集』シリーズ、千徳佐和子は「文化財としての青図資料の保存に関する研究」をそれぞれ発表します。会期中は、青写真の制作ワークショップや、トークイベントを開催します。冬の季語である青写真、立冬の日から「青写真の体験と表現の魅力」をこの場所より発信していきます。どうぞお気軽にご来場、ご参加ください。


●日時:
2025年11/7(金)-11/30(日)13:00-18:00
(11/7・期間中の水・土・日曜日 オープン)

●場所:
青砥青写真研究所AOAOLAB.
〒125-0054 東京都葛飾区高砂1-12-13
(京成高砂駅 南口下車徒歩 約13分)

●関連企画:
・オープニングレセプション
 11/9(日) 17:30-19:30
 参加費:1000円(資料、お土産付・ささやかな軽食をご用意しております。)

・トークイベント
 11/9 (日)15:00-17:00
 11/16 (日)15:00-17:00
 参加費:1000円

・青写真制作体験ワークショップ
 「影をつかまえる」
 11/15(土)13:00-15:00
 11/22(土)13:00-15:00 
 11/29(土)13:00-15:00
 参加費:1000円
 (A4サイズの青写真を制作します。汚れても良い服装
  で撮影したいモチーフを持参しご参加下さい。)