本展では、古代から近世に至るまで、旧豊前・豊後の地域に伝わる古美術の数々に焦点を当て、大分ならではの美の特色を探ります。宇佐神宮から始まった八幡信仰、大友氏と禅宗、南蛮美術、豊後南画など、多彩なテーマを横断的にご紹介。京都や江戸、さらには中国といった「中央」の文化との交流の中で、独自の豊かな特徴を開花させ、発展していった大分の美術の全貌をはじめて明らかにします。
本展を通して、この地で育まれた美術の魅力と価値を再発見し、現代へと繋がる文化の軌跡をたどります。[美術館サイトより]