ここに注目!視点はいろいろ、書のおもしろさ。

書は、言葉や文字を書く場合は文学的な要素があり、視覚の美しさを追求する様は絵画にも近く、後戻りができない音楽のようでもあり、実に様々な要素をあわせ持ちます。
本展覧会では、その中でも書作品をみるのがより楽しくなる着眼点を6つ取り上げます。また、作品ごとの注目点も紹介します。墨色、線の表現、余白の取り方など、一作一作、その作品ならではの書の魅力を深掘りすることで、みえる世界を広げていきます。
作家一人ひとりが、どの要素を大切にしているかは異なり、それをみる人も、その作品をどのように受け止めるかは人それぞれです。
視点はいろいろ、一歩踏み出してあなただけの書の楽しみ方を探してみませんか。

【展示品の作者】
雲臥元淳  香川景樹  丹羽盤桓子 中村不折  服部擔風  吉澤義則
川村驥山  清水比庵  林 楽園  伊藤東海  田中塊堂  吉田桂秋
桜井松居  柳田泰雲  西谷卯木  金子鷗亭  山本南陽  倉重天拝
坪井正庵  高木蕉泉  山田勝香  岩田文堂  小島碧雲  黒野清宇
髙木大宇  金久蓼園  武内幽華  渡部半溟

【展示品解説】
令和7年12月14日(日)・令和8年1月24日(土)
各日 午前10時半~11時、午後2時~2時半
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。