本企画は、京都精華大学芸術学部造形学科三回生5名によるグループ展である。我々は常に問いを求めている。その問いは個々の作品ではなく、作品と作者の二つをきっかけに得ることのできるものではないだろうか。
我々の制作には、作品と作者の間に、過程、考え、鑑賞者といった多くの要素が共存する。また、形を持つ具象と、形を持たない抽象も同じように共存していると考える。そこで我々は、この二つの存在が、展示空間という場を通して共存できるのではないだろうかと問う。何を具象とし、何を抽象とするのか。また何が具象となり、何が抽象となるのか。

出品作家:林田花菜、細井晴太、堀晴歌、山中優奈、山本良太

第2会場
会場:京都精華大学対峰館ドラフトギャラリー
会期:2026年1月5日(月)~1月14日(水)

主催:具口抽〇実行委員